こんにちは!
デザイナーのほしのです。
朝晩の冷え込みが ますますきびしくなってきました。
立春といっても、関東地方では これから雪が降るとか降らないとか・・・
寒がりの ほしの、明日は ばっちり防寒しようと心に決めております。
さて、今回は そんな寒い季節に
お世話になっている人も多いのでは?な、
”あのショップ”のディスプレイを
鹿野女史がVMDの視点で解説してくれましたので、
ぜひご覧ください^^
「 VMD本領発揮!ユニクロディスプレイ 」
現在、商品を演出する=ディスプレイは、
VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)と呼ばれます。
VMDは直訳しますとV=ビジュアル、MD=商品
”商品を視覚的に表現する”となりますが、
実際には、どのような考え方なのでしょうか?
それは、MD(商品)を軸に置き、
しっかりと際立たせることに徹する演出の考え方だと思います。
そして、それを用いることで、売り上げには当然 差が出てきます。
このVMDの考え方は、
商品をディスプレイする時に広く使われますが、
しっかりVMD表現を実行し、
お手本のようなディスプレイをしているのが
「ユニクロ」だと言えます。
春に一押しの商品を遠方から目立つよう、
大パネルで貼っています。
ウィンドー面に近づくと5体の同じポーズのマネキンが、
商品の「着こなし」を提案しています。
さらにガラス面に商品特徴を個別で紹介しています。
店内壁面は、上部に商品の着こなし・特徴・価格を
はっきり明記しています。
下は商品ストックで、
商品を確認したり購入することができます。
お客様は、商品を他店と比較して購入します。
そんななかで ユニクロは、
VMDの視点で商品特徴をすばらしく演出しています。
しかし、このユニクロのディスプレイ=VMDが、
すべての商品にとって最適な表現というわけではありません。
価格帯や機能性、ターゲットなど、商品によって
それぞれ、ふさわしい表現が変わってくるからです。
わたしたちは、まず、
”商品の特徴をどのように表現するのが一番魅力的に見えるか”
という、商品特徴の理解が一番大切だと考えています。
最近では、よく耳にするようになったVMDという言葉。
改めて、その考え方を知ることができる解説でした!
結果をだすディスプレイは、
よく商品を理解して練られているのですね。
日常の中では 流しているようで、
なにげなく手に取ったり、印象に残っているものは、
よく考えられた、その商品にあったディスプレイが
しっかりと考えられているのかもしれません。
(だからユニクロに行くとついお買い物してるのかな・・・!)
こういった考え方は、
VMDチームの実績のなかにも ちりばめられていますので、
今後もご紹介していければと思っています!
次回もお楽しみに♪
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■Fcrest VMD Design Works:http://www.fcrest.co.jp/display/