みなさん、こんにちは！
デザイナーのほしのです。

不安定なお天気が続きますね。
すっきり晴れた空が恋しい今日この頃です。

さて、そんななか、
鹿野女史が秋のウィンドウウォッチに行かれたようです！
今回は芸術的！な、ウィンドウをご紹介です！

2016.秋ディスプレイ表現

久しぶりに銀座にウィンドウリサーチへ行ってきました。
そのなかで気になったウィンドウをご紹介いたします。

バーバリーのウィンドウです。
今年のバーバリーは一見して「クラシック」を打ち出しているようです。

商品は、非常に手の込んだデザインの小ぶりのハンドバック。
それを引き立てる演出に石膏像を使用しています。
石膏像の「繊細なつくり」が、商品をより重厚に、より繊細に印象つけています。

正面入り口のメインステージです。
ウィンドウで表現したクラシックな印象と
今年の秋の商品ラインナップを、商品の陳列がより具体的に示しています。

また、商品の特徴であるバックとベルトの組み合わせを見せ、
今年らしいコーディネイトを分かりやすくしています。

 
街中で見かけたらハッとしてしまいそうな、
石膏像とハンドバッグの組み合わせに、
見た目のインパクトと、コンセプトの表現が両立された、
かっこいいウィンドウです！

それぞれの物自体にインパクトはありつつも、
シンプルにディスプレイているからこそ、
商品も装飾も、引き立って見えるように感じました。

芸術の秋、みなさんも、
街を歩きながら芸術鑑賞気分になれる
ウィンドウウォッチをしてみてはいかがですか？？

それでは、次回もお楽しみに！

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＼展示会・ディスプレイ・店舗設計をトータルプロデュース！／
■Fcrest VMD Design Works：http://www.fcrest.co.jp/display/

みなさんこんにちは！
デザイナーのほしのです。

やっと暖かくなって、春がきたと思ったら、
一気に暑くなってしまいましたね・・・！
また今年も夏は暑くなるんでしょうか？

さて、そんな衣替えの季節に目を引く
ウィンドウディスプレイを
鹿野女史がキャッチしてきてくれました！

ユニクロのディスプレイは過去にも取り上げましたが、
商品の特徴を正確に伝えるVMDとして好事例だと思います。

今回は、2016年新作Tシャツを取り上げたウィンドウです。

まず、遠方から見ますと、中央にはTシャツの入った箱を積み上げ
2階までのばすことで、見る人に、Tシャツの種類の多さを実感させます。

左右にはマネキンが4体。Tシャツを重ね着し、重ね着の楽しさを魅せています。

壁面には「365日着たくなるTシャツ。その数、なんと1200タイプ以上！」という文字。
さらに所々に「ユニクロ」「UT」のロゴが。

誰が見ても「ユニクロにはこんなにTシャツがそろっている」
と、一瞬で理解させられるディスプレイです。

ウィンドウに近づくと、中央の白い箱はデコボコになっており、立体感があります。
そのなかの何点かには、作者や特徴を書いたPOPが設置されています。
POPを読めば、もっとTシャツを見たくなる、興味を引く工夫がされています。

Tシャツというスタンダードなアイテムだからこそ、
そのショップの特徴をより良くわかりやすく見せるために
VMDの考え方が有効なんですね！
オシャレで楽しいディスプレイに、
カジュアルなTシャツらしさも感じるウィンドウです！

暑くなるこの時期には、ついつい欲しくなってしまいますね^^
みなさんも、夏物のショッピングの際には、
ウィンドウディスプレイでお店選びをしてみてはいかがでしょうか？

次回もお楽しみに♪

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こんにちは！
デザイナーのほしのです。

いよいよ12月！
世間も一気に年末ムードになってきましたね。
わたしも年末気分で、ちょっぴり気持ちがせかせかしています。

さて、今日は12月のビッグイベント！クリスマスディスプレイのご紹介です！！
アイディアがキラリと光る、素敵なディスプレイを鹿野女史よりお届けします。

【2015クリスマスディスプレイ　銀座歌舞伎座】

今年もクリスマスシーズンがやってきました。
今回は、歌舞伎座B2Fのクリスマスツリーをご紹介します。
純和風の商店街の入り口に配置されたクリスマスツリー。
一見普通のツリーのようですが、近くで見ると、とても工夫されていました。

ツリートップには、星ではなく歌舞伎座のシンボルの鳳凰が。

さらに、ツリーのオーナメントとして「歌舞伎座」の文字入りの千社札と
和紙が貼られた手作りのオーナメントボールが飾られています。

手作りの暖かみやオリジナリティが見えて、
この時期”古くて新しい”歌舞伎座に来るお客様を暖かくお迎えする姿勢を感じました。

季節の風物詩で「オリジナリティ」をどのように出すか。
それによって店の「心意気」が見るお客様に伝わるという好事例です。

歌舞伎座にぴったりの、まさに和洋折衷ツリー！
こんなに細かな工夫でも、ツリー全体から日本らしい暖かみが感じられます。
その場所にあった、その場所ならではのシーズンディスプレイは、
見ているこちらも楽しい気持ちになれますね^^

せわしない時期、暖かみのあるディスプレイをみて、
ちょっと一息してはいかがでしょうか。

次回もお楽しみに！

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こんにちは。
デザイナーのほしのです。

シルバーウィークの連休も終わり、
いよいよ本格的に涼しくなってきましたね。
空気もすこし乾燥してきて、
ここ何日かは、秋の匂いも感じます。

さて、今日は引き続き、
鹿野女史が見つけた素敵なショーウィンドウのご紹介です！

今回は六本木で見つけたオシャレなウィンドーをご紹介いたします。

六本木ヒルズの「バナナリパブリック」のウィンドウです。
日本での店舗展開10周年のアニバーサリーをテーマに展開しています。
デザインは 日本列島を中心に、
ウィンドウ奥には日の丸をイメージさせる 白地に赤色の円、
前面のガラスには黒いシートで文字が入れられています。
正面から見てみると、ウィンドウ内に奥行きを感じるようになっています。

日本列島は段ボールを重ねて立体的に作られています。
以前ご紹介した資生堂のウィンドウと同じように、
ここでもクラフト感のある表現を用いて、暖かみを感じさせています。

レディスのコーディネートウィンドウと
メンズのコーディネートウィンドウです。
ウィンドウ奥には、赤丸をつけた透明のタペストリーを提げ、
前ガラスは先ほと同様に文字が入れられています。

これらのウィンドウは、10周年の文字よりも
コーディネートを目立たせる工夫をしています。

グラフィックデザインとしても、
シンプルでかっこいいウィンドウですね。

背景になる色を白と黒の無地にすることで、
日本をイメージさせる、赤の丸が効いています。

また、ところどころに使用されている
ハンドライティング風のタイポや 段ボールでできた日本列島など
最近の気分も取り入れられていて、感度の高さを感じます！

平面的な表現に、奥行きを持たせることで
ディスプレイとして面白く構成した
目を惹くショーウィンドウ、ぜひ実際に見てみたいと思いました。

おでかけに最適なこれからの季節、
お買い物やお散歩の楽しみに、
ウィンドウウォッチもプラスしてみてはいかがでしょうか！

次回もお楽しみに！

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こんにちは！
デザイナーのほしのです。

９月に入り、なんだかずーっと雨が降り続いていますね。
台風の影響もあってか ついつい気分が憂鬱になりがちです。

そんな今日は、素敵なウィンドウディスプレイをご紹介します！
季節を感じながら、気分転換していただければ嬉しいです^^

【ショーウィンドウ・素材の選び方】

9月初めは大きく季節が変化するので、
ウィンドウは「秋のシーズン」を意識してデザインします。
今回は春も取り上げさせていただいた、
銀座にある靴屋さんのウィンドウをご紹介します。

まずはお店の正面から。
木々の落ち葉を敷きつめて、その上に今季の商品である
靴・バックをコーディネイトして、レイアウト。
秋っぽさが表現されています。

ウィンドウに近づいてみると・・・

落ち葉だと思っていた床には、
赤いセロハンで包まれたキャンディーが敷き詰められていました！

秋らしい落ち葉のような色づかいで
季節感を感じさせながら、実はキャンディーというウィットを含んだ
オリジナリティ溢れるウィンドウに仕上がっています。

こちらは、今年の春のウィンドウです。
春らしい芝生のイメージを緑の手袋で表現していました。

シンプルな構成も、遊び心ひとつで
とても魅力的に仕上がってしまいますね！
キャンディの赤とキラキラに、シックな秋色の商品が映えます。

春先の記事も振り返ってみましたが、
こちらのショップは、毎回色使いが上手で勉強になりますね。

洗練されたウィンドウに
まだまだこれからも目が離せません！

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こんにちは
デザイナーのほしのです。

気づけば8月も折り返し！
朝晩は暑さが和らぐ日も増えてきましたね。

夏らしいことがしたい！と意気込んでいたこの夏、
わたしは、高知旅行へ行ってきました。
海と山に囲まれて、とても穏やかな時間を過ごせました^^

さて今日は、晩夏とはいえ、
まだまだ暑く夏らしい日が多い今にぴったりの
涼しげなウィンドウディスプレイを鹿野女史が見つけてきてくれました！

【今旬、ペーパークラフトディスプレイ】

今回は銀座で見つけたオシャレなウィンドーをご紹介いたします。

銀座中央通に面した「資生堂ビル」1Fの小さなウィンドウです。
ウィンドーディスプレイは季節感を出す事が多く
今回、資生堂では「金魚」とサマー化粧品で構成していました。
手作り風で暖かみを感じます。

私が注目したのは金魚の表現に用いていた「紙」です。
厚紙に色を付け、折り込むことで
遠くから見たときに「金魚」に見えるように工夫されていました。

現在、インテリアの世界でもギフト資材の世界でも、
単純で面白い「ペーパークラフト」の世界が とても話題になっています。

季節感の表現に「旬な素材」を取り上げて、
今年らしさや鮮度感を感じさせるのは
VMDの重要なポイントだと思います。

旬の素材をよくとらえ、取り入れ、
日本の夏の定番ともいえる金魚のモチーフを
新しく感じさせていることに、感度の高さが光っています。

また、銀座という場所にも、
日本らしい上品な和のモチーフがぴったりですね！

見る角度によって金魚の色や表情が変わったりと、
足を止めて、しばらく眺めたくなってしまう
とても魅力的なウィンドウディスプレイでした。

次回もお楽しみに！

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こんにちは！
デザイナーのほしのです。

だんだんと日が伸びて、
晴れた日は、すこしずつ暖かくなってきましたね。
近頃は、早く春物を着たくてうずうずしています。

そんな今日は、もうすっかり春気分の銀座の街で、
鹿野女史が見つけた
素敵なウィンドーディスプレイをご紹介いたします！

＊春のウィンドウウォッチング＊

先週、銀座を歩いていたときに
興味を引いたウィンドウをご紹介します。

老舗の靴屋さんのウィンドウです。
春らしい、透明感のあるバックパネルと
商品が浅緑の芝生の上にレイアウトされています。

商品は芝生の上の、
円形のアクリルに乗せてディスプレイされています。
商品のセレクトも靴とバッグがコーディネートされ、
とても春らしさが感じられます。

特に私の興味を引いたのは、芝の表現です。
遠くから見た時にとても立体的な芝だと思い、
近づいてみると・・・

実はグリーンの色に染められた手袋だったのです！

緑のグラデーションで立体的に見せながら、
白い手袋を数カ所混ぜているところが、
良いアクセントになっています。

とても上品で、銀座の街にふさわしい
センスの良さを感じました。

芝生のグリーンに、商品の色が鮮やかに映える
春らしいウィンドウディスプレイですね！
素材に手袋を使用しているところに、
近寄って見たくなるような
見た目の形や、発想のおもしろさを感じました。

女性独特かもしれませんが、
春になると、どうして靴やバッグがほしくなるんでしょう…

みなさまも、春色の商品が並ぶ銀座の街で、
ひとあし早く春の気分を味わってみてはいかがでしょうか！

こんにちは！
デザイナーのほしのです。

朝晩の冷え込みが ますますきびしくなってきました。
立春といっても、関東地方では これから雪が降るとか降らないとか・・・
寒がりの ほしの、明日は ばっちり防寒しようと心に決めております。

さて、今回は そんな寒い季節に
お世話になっている人も多いのでは？な、
”あのショップ”のディスプレイを
鹿野女史がVMDの視点で解説してくれましたので、
ぜひご覧ください^^

「　VMD本領発揮！ユニクロディスプレイ　」

現在、商品を演出する＝ディスプレイは、
VMD(ビジュアルマーチャンダイジング）と呼ばれます。

VMDは直訳しますとV＝ビジュアル、MD＝商品
”商品を視覚的に表現する”となりますが、
実際には、どのような考え方なのでしょうか？

それは、MD(商品)を軸に置き、
しっかりと際立たせることに徹する演出の考え方だと思います。
そして、それを用いることで、売り上げには当然 差が出てきます。

このVMDの考え方は、
商品をディスプレイする時に広く使われますが、
しっかりVMD表現を実行し、
お手本のようなディスプレイをしているのが
「ユニクロ」だと言えます。

春に一押しの商品を遠方から目立つよう、
大パネルで貼っています。

ウィンドー面に近づくと5体の同じポーズのマネキンが、
商品の「着こなし」を提案しています。
さらにガラス面に商品特徴を個別で紹介しています。

店内壁面は、上部に商品の着こなし・特徴・価格を
はっきり明記しています。
下は商品ストックで、
商品を確認したり購入することができます。

お客様は、商品を他店と比較して購入します。
そんななかで ユニクロは、
VMDの視点で商品特徴をすばらしく演出しています。

しかし、このユニクロのディスプレイ＝VMDが、
すべての商品にとって最適な表現というわけではありません。

価格帯や機能性、ターゲットなど、商品によって
それぞれ、ふさわしい表現が変わってくるからです。

わたしたちは、まず、
”商品の特徴をどのように表現するのが一番魅力的に見えるか”
という、商品特徴の理解が一番大切だと考えています。

 
最近では、よく耳にするようになったVMDという言葉。
改めて、その考え方を知ることができる解説でした！

結果をだすディスプレイは、
よく商品を理解して練られているのですね。

日常の中では 流しているようで、
なにげなく手に取ったり、印象に残っているものは、
よく考えられた、その商品にあったディスプレイが
しっかりと考えられているのかもしれません。

（だからユニクロに行くとついお買い物してるのかな・・・！）

こういった考え方は、
VMDチームの実績のなかにも ちりばめられていますので、
今後もご紹介していければと思っています！

次回もお楽しみに♪

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こんにちは！

デザイナーの ほしのです。
毎日毎日、どんどん寒くなっていきますね。

寒くなるにつれて、にぎやかになってゆく街…
もういくつ寝ると…＼　ク　リ　ス　マ　ス　！　／

（ちなみに ほしのは 当日もしっかりお仕事です。）

そんな今日は
鹿野女史のウィンドウウォッチ再開第一弾として

クリスマスディスプレイをご紹介します！

ついつい急ぎ足で歩いてしまうこの時期ですが、
ちょっとだけ足をとめて、
今だけのディスプレイを楽しんでみませんか？

「独自のテーマ、オリジナルイラストで
　2014年らしいクリスマスを打ち出す、銀座三越」

「北欧」のインテリア・雑貨が流行した、2014年。
三越では、「NORDIC TALES」をテーマに、
日本人画家のjunaida氏がオリジナルで書き下ろしたイラストを全館で使用。
暖かみのあるオリジナルな世界観を演出しています。

バックには 立体イラストをクリスマスリースのように配置して
暖かみのある今年らしいクリスマスを表現しています。

ウィンドーの脇には、
今年のテーマや、制作アーティストを掲載。
制作の意図やアーティストを出しているのも、
見ているお客様の楽しみに繋がります。

イラストシートを外の柱まで貼りつけ、
クリスマスの印象を強めています。

junaidaさんのかわいらしいイラストに癒されますね！
「北欧の文学」をテーマに、優しくて暖かい
クリスマスの世界観を演出している三越のディスプレイは、
ウィンドウだけでなく館内でも展開しているようです。
ふだんの日の帰り道に、クリスマスのおでかけに、年末のお買い物の際に！
ちょっとだけ特別な寄り道をしてみてはいかがでしょうか。

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